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「先生…なんで私先生の部屋にいんの?」
「あれ?聞いてない?秋のお父さんから連絡があって、お祖母ちゃんが倒れたから急遽両親が看護に行く事になって家に秋一人になるから俺が引き取る事にしたんだ。」
えぇっっ?!こうなると婆ちゃんが心配だ…。
「お父さん私が先生の家にいることちゃんと知ってるの?
それに私いつ家に帰れるの?婆ちゃんは大丈夫なの?」
…ずいぶん質問攻めだ。
「その心配は無い。お父さんには俺が責任持って面倒見るって言ってある。
まぁ…いつ家に帰れるかは分からないよ。まずは婆ちゃんの容体が落ち着いてからだけど。」
私は自分に後悔をした。
三原先生は嫌いじゃないけど、どう考えても生徒が先生の家で寝泊まりするだなんて…。考えられない。
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