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二度目のデート。
お母さんに誰と行くのか聞かれた。
もうしょうがないね。
汽車に乗ると眠そうな彼がいる。
それを見て、ドキドキしてしまう私 。
かなりアホだな。
汽車ではなかなか会話が弾まない。
買い物しても、歩いても・・・
それでも私は嬉しかった。好きだから。
勇気を出して
「腕くんでいい?」と聞く。
「好きなように」
それだけの事なのに嬉しい。
「重そうだな」って荷物を持ってくれる。
そんな優しさにドキドキする。
バイバイ。
遠ざかる汽車を見送り、寂しくなる。
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