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「違うじゃない…」
これは彼女じゃない
彼 優夜だ…
「あああぁあぁぁッ!!」
私は振り向いた
そこにはよろめいた彼女 紫喜がいた
「避けたッ!?」
私はムカついた
貴方が避けなきゃ
貴方が避けなきゃ
貴方ガ…優夜ヲトラナケレバ…
私は今度こそ彼女の胸を突いた
「ウッ…」
彼女は倒れた
血に染まる 床
眠る二人…
「優夜…ッ」
私は優夜の頬を撫でる
冷たい
投げ捨てた包丁を手にとり
自身の腹に何度も刃を刺しこむ
グシュッグシュッ グシュッグシュッ
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