夢と現実の境目

1/4
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ

夢と現実の境目

『全く…電話にでねぇから死んでんじゃねーかと思ったし』 鼻を掻きながら笑う彼はやっぱり可愛いと思ってしまう でも…所詮私は第二の女だから 「近付かないでよ!!」 私は叫んだ どうせさっきの子と遊び疲れたに違いない 『……??なんで????』 「とぼけようとしても無駄!! さっき…私の事……電話で…第二の女って言った癖に!!」 涙が溢れる もぅどうしたら良いんだろう よくわからない 意味がわからない 『…電話??俺さっき電話なんかしてねぇよ??』 「…嘘…」 私は携帯の発信履歴を見た ない… 「嘘…嘘よ……」 『嘘じゃねぇよ。俺今日バイトじゃん』 確かに今日は火曜日だ 彼はこの時間バイトのはず… 『また夢でも見てたんじゃねえのか??』 次第に涙はあふれだす 「った…良かったよ…」 本当に良かった… すると優夜は私を抱き締めてくれた
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!