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―シスイカン―
「りょ、呂布だぁ~!!」
ザン!!
「フン、カスが!」
セキトに跨り、方天画戟を手に戦場を駆け回る、猛将・呂布。
それに付き従うは、武将・張遼。
「よし、張遼はそっちから責めろ!俺は正面を突破する!」
「いくら何でも無茶ではござらぬか?呂布殿。」
「煩い!挟んでしまえば問題なかろう。」
いつも、戦になるとこんな調子である。呂布に合わせなければならない。
「…やむを得ぬか。」
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