悪徳~董卓~

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「うりゃぁぁぁぁ!!命惜しくば退くがいい!邪魔立てするならば斬り捨てる!」 敵は張遼の意気にタジタジ… 一気に馬を走らせる。 「狙うは…袁紹の首のみ…」 すると!! 「クッ!」 ヒヒィィィン!! 目の前に女性が横たわっていた。顔は分からないが腰まであるさらりとした黒髪に、軍服のような正装… 『敵将…か。』 捕虜にするには十分だった。 「連合軍の者だな…。そなたにはもう逃げ場はない!一緒に来てもらおう。」 「…………はぃ」 『!!う…麗しい』 張遼によれば、その女性は美しい顔立ちをしており、まるで天女のようだったそうな…
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