悪徳~董卓~

8/10

366人が本棚に入れています
本棚に追加
/295ページ
廊下を歩きながら、張遼はこんな事を思っていた。 『言い訳…ち、違う!あのまま馬に乗せていれば殿の命は…!!だ、だが…刀を出してなかったから紅妖殿は…殿と…ι』 複雑な立場にいる張遼さんでした。 その頃― 「奉先様?」 「あ、あぁ…なんだチョウ蝉?」 呂布はチョウ蝉と茶を飲み交わしていた。 「何かございました?」 「なっなぜだι?」 「今日は奉先様から笑顔がこぼれているように思えます。」 「そ…そんな事はない!くだらん…」 恥ずかしながら、茶を一気飲みする呂布。 「作用ですか…。張遼様も何やら1人で考え込んでいた模様ですから…」
/295ページ

最初のコメントを投稿しよう!

366人が本棚に入れています
本棚に追加