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廊下を歩きながら、張遼はこんな事を思っていた。
『言い訳…ち、違う!あのまま馬に乗せていれば殿の命は…!!だ、だが…刀を出してなかったから紅妖殿は…殿と…ι』
複雑な立場にいる張遼さんでした。
その頃―
「奉先様?」
「あ、あぁ…なんだチョウ蝉?」
呂布はチョウ蝉と茶を飲み交わしていた。
「何かございました?」
「なっなぜだι?」
「今日は奉先様から笑顔がこぼれているように思えます。」
「そ…そんな事はない!くだらん…」
恥ずかしながら、茶を一気飲みする呂布。
「作用ですか…。張遼様も何やら1人で考え込んでいた模様ですから…」
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