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たまにうんざりする。
なんで彼女と付き合っているのか分からなくなる。
特別、美人ってわけでもない。
ただのわがままな女だ。
だけど…。
「もうしねぇよ。」
俺は、彼女から離れて、歩き出そうとする。
グイッ…。
彼女が俺の服を掴んだ。
俺が振り向くと、切なそうな顔をしていた。
「軽く…嫌…。」
彼女の表情を見て、俺はまた、彼女を抱き締める。
そして、彼女は、少し照れた様にこう言うんだ…。
「軽く…。好き…。」
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