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「だから大尉大声で言わないで下さいよぉ・・・。」
「わかったわかった。しっかし、エリアのファンだったのに男の趣味がこれじゃあなぁ・・・ブツブツ・・・」
そう言ってモニターのエリア・リシュレートを見つめていた。
「大尉、そう言えば今日は哨戒任務じゃないんスか?」
「今日は違う、あっ、それと言い忘れてた。フィリスがお前を呼んでたぞ。基地に帰り次第来いって・・。」
「大尉、言うの遅いッスよー。」
「わるかったよ・・・。」
「じゃあ今からちょっと行ってきますよ。」
アッシュがそう言って立ち上がり、小走りにドアの方へ行く。
するとガラス戸の向こうに影が見え、立ち止まった。
スーっと自動ドアが開く。
「レイヴァー大尉!」
フィリス・レイヴァー大尉
アッシュは今からこの人の所へ行くつもりだった。
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