手から溢れるその羽は

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貴方之仰有る事は 間違ゐ等存在しなゐ之ね。 だから 私は 貴方之側 故に 私は 貴方之隣 だのに なんで でしょう? 総て 喪ってしまったのは 唯一無二の貴方だから 全知全能の貴方だから 側 にいる事で 隣 手の中の檻に 貴方を閉じ込めている つもりでいたの。 何処の何方に願っても 私の神は帰らない… 無くしてから 気付いたの 利用していた愛が 【真実】になってるって… 今更 遅い もう 遅い。 傷付いた あの小鳥は 渡り鳥だったのです。 【飛びたってから気付いた物の重さ】
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