発光

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『空を 見上げてごらん 星が 綺麗で涙が出る。』 僕が そう言っても 君は首を傾げるばかり 僕も ついこの間まで そうだった。 ただ、最近になって 星を見る事が多くなったから… 前より 星が近くにあるように感じるから。 ただ 綺麗だと思うから。 どうか この涙の訳は問わないで 僕が 弱い人間だからとか そういう理由に取らないで ただ 嘘でもなく 真実でもなく 綺麗だと思ったんだ。 馬鹿げてるけど救われるんだ…。 この気持ちを君と共有したくてたまらないと思うけど… その反面、首を傾げる君を羨ましく思うんだ。 君は言う 「ただ光ってるだけなのに」 あぁ、きっと星なら そう言うね。 「自分はただそこに居て、光ってるだけ」って。 その 君の存在で 救われる人がここに居るよ 生まれてきてくれて ありがとう。 嘘でもなく 真実でもなく ただ 当然なんだ。 綺麗だから涙が出た。 だから 君を思って 涙を流す事も あたりまえ なんだよ。 ただ ただ そう 思うんだ。 どうしようもなく ただ ただ 『あぁ 君が好きです』 【見上げる夜空に輝く君が眩しくて】
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