1話 君と僕と歌と

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「はゃわ、お前バカか。」 ありえない。 あんなことするなんて 「なれなれしいやろ。」 はゃわは手を組んで ふぅっとため息をついた 「いやぁ…にょすははゃわと仲良くなりたかったんじゃない?」 「ぬくちゃんと話しとったやん」 「でも握手位してもいいじゃんかよ。」 そうはゃわはさっき にょすが差し出した手を 目一杯はたいた 「デリーモはさ、うちが仲良くない人に触られんの嫌いなん知っとるやろ?」 「あっ…うん知ってる。」 「理由も話したやろ?」 「うん…」 しばらく沈黙が続いた カチャ 「はゃわちゃん…?」 にょすが部屋から出て来た 「さっきはごめんね…私慣れ慣れしかったよね。」 にょすが髪を耳にかけながら頭を下げた。 はゃわは少しにょすを見つめて 口を開いた 、
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