願い
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無意識か意識的かは定かではないが彼の手は僕の指に掛かり、外そうともがいている。 「…ぃ、いきた…、早く…ッ」 「いいよ。河島」 そのままで激しく動けば、河島は枕に顔を押し付けたまま喘ぐ。 繋がってしまってから河島一人いかせる気は毛頭無い。 何度も差し挿れを繰り返し、自身も限界が近くなった頃一層強く穿ち彼の拘束を解いて同時に達した。 「っは、あ…」 目の前のこの存在が、愛しくて仕方がない。
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