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再び、話は2人に戻る。
雷
「全てを超越する者か……」
風子
「はい……本能寺の変でも、天帝は宝玉だけしか確認されて居ないようですから……謎に包まれた戦士です」
2人は考え込む。
風子
「後遺症も、無いようですしここは一度お帰りになっては?」
雷
「分かったよ……最後に一つ……俺達は…人間じゃない?」
風子
「そうです、私達はもう人間ではありません」
風子はきっぱりと言い放つのだった。
雷
「そうなのか……」
雷は落胆する。
風子
「私達は人々が、笑顔で居られる世界を、維持し続けなければなりません」
少しの間が空く……
雷
「………少し考えさせてくれ……」
そして、雷はその場を立ち去るのだった。
とある、道に入った時である。
謎の僧侶
「貴方は、これから沢山の悲しみと、向き合わなければならなくなるでしょう」
雷
「な……」
謎の僧侶
「後は、貴方の選択次第です、では」
僧侶は立ち去る。
雷
「風子って娘と良い、今の坊さんと良い、何なんだ一体💧」
ため息を吐きながら僧侶が立ち去って行った方を見つめる。
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