~第1章~

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再び、話は2人に戻る。   雷 「全てを超越する者か……」   風子 「はい……本能寺の変でも、天帝は宝玉だけしか確認されて居ないようですから……謎に包まれた戦士です」 2人は考え込む。   風子 「後遺症も、無いようですしここは一度お帰りになっては?」   雷 「分かったよ……最後に一つ……俺達は…人間じゃない?」   風子 「そうです、私達はもう人間ではありません」 風子はきっぱりと言い放つのだった。   雷 「そうなのか……」 雷は落胆する。   風子 「私達は人々が、笑顔で居られる世界を、維持し続けなければなりません」 少しの間が空く……   雷 「………少し考えさせてくれ……」 そして、雷はその場を立ち去るのだった。 とある、道に入った時である。   謎の僧侶 「貴方は、これから沢山の悲しみと、向き合わなければならなくなるでしょう」   雷 「な……」   謎の僧侶 「後は、貴方の選択次第です、では」 僧侶は立ち去る。   雷 「風子って娘と良い、今の坊さんと良い、何なんだ一体💧」 ため息を吐きながら僧侶が立ち去って行った方を見つめる。
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