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雷が通う大学。
雷
「しっかし、何で俺は寺をつがにゃならんのだ……」
つぐみ
「仕方無いじゃない?おじい様の跡目を継ぐ、人間があなたしか居ないんだから」
この女性は、雷の先輩であり、ガールフレンドの、園田 つぐみである。
雷
「でもさ……」
つぐみ
「そう言えば、さっき教授が呼んでたわよ、何でも詳しい話が、聞きたいって…」
雷
「分かった、行ってくるよ」
つぐみと離れ教室を出るのであった。
雷
「失礼します…」
室内へ入る。
礼子(教授)
「駿河君、良く来てくれたわね」
笑顔を作る礼子。
雷
「そりゃ呼ばれりゃ来ますよ(俺この人苦手なんだよな💧)」
作り笑いをする雷。
礼子
「まず、何も言わずに聞いてもらってて良いかしら?」
雷
「はい…」
多少訝しむが、言うことを聞く。
礼子
「駿河雷、年齢二十歳身長180cm、伝統あるお寺である雷王寺に生まれ、両親は幼い頃に事故で他界その後祖父である駿河 剛に育てられる、こんな所かしら?」
まくし立てるように、雷のプロフィールを言う。
雷
「合ってるけど、大学に教えて無い事まで、何で知ってるんですか?」
礼子
「もう一つ有るわよ?その昔、織田信長を封印したとされる雷神刀を祭っている……」
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