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「じゃ、今回の計画を確認する」
「「おぅ」」
教室に着いた3人は、それぞれイスに座った。……と言っても、海は机に座り、和也は後ろ向きに座っていた。
「今まで調べてきた七不思議。これを順に検証していこうと思う」
晶はメモ帳を見ながら言った。
「ちょっと待った」
と、そこで止めたのは和也。
「どうした?」
晶は首を傾げて和也に訊く。
「俺たちが今の時点で分かっている七不思議は『6つ』。『1つ』足りなくないか?」
「まぁ、そうだけど…」
「とりあえず、今分かってるやつだけ検証したら?その間に7つ目が見つかるかもしれねぇし」
口ごもった晶にかわるように、海が言った。
「そっか」
海に言われて、和也は納得したように笑った。
「それで、どこから行くの?」
「そうだな…。とりあえず……って、七不思議の順番、分かってるよな?」
晶がそう言うと、他の2人は頷いた。
「……じゃ、今のは?」
「「あ…」」
3人同時に顔を上げた次の瞬間、和也と海が声を漏らした。
「?」
2人の視線が自分の後ろに注がれているのを不思議に思った晶は、後ろを向いた。
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