始まりの終焉

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お父さんは、たまに帰って来ては、ぼくの成績をチェックする。 お父さんとは成績のこと以外で会話したことが記憶にない。 お父さんの病院をぼくが継ぐために、物心ついた頃から勉強してきた。 友達とは遊ぶ時間もなく…というか友達もいなかった。 私立中学に入り、親に携帯電話をもらった。 携帯をもって数日、一通の広告メールが目に入った。
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