第1章 プロローグ

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この冬、僕は恋をした。 その恋は、雪のように繊細で、僕にとっては輝いた世界だった。 でも、春が近づくと、次第に雪はきれいに溶けていく。 きらきら降る雪を、繊細に積もった雪を、 僕はもう少しだけ、見ていたかったんだ…。  
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