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「陵ちゃん!陵ちゃん!」 「ん……」 「陵ちゃん、もう朝よ。早く起きなさい!!」 「やべっ!」 俺は母さんに起こされて ベッドから飛び起きた。 「なんでもっと早く起こしてくんないんだよぉ!」 「陵ちゃんが自分で起きないから いけないんでしょ!!」 いつも通りの流れだ。俺は早々と支度をして階段を駆け降りた。
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