😞こぉの告白😞

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『あたしこぉと早く結婚したいなぁ。』 ちょっとドキドキしながらさりげなく言ってみたのに、 『俺もちぃとなら結婚したいけど、お金ないし、まだ若いし、まず周りが反対するでしょ』 とさらりと返された。 『お金なんてなんとかなるよ、あたしだって貯金あるし。』 『でもまだちぃは未成年だし。』 『…じゃあ、先に子供作っちゃえばいいんだよ! こぉの赤ちゃん欲しいし、早くママになりたかったし!』 反対されるか… 安易だって思われるか… それとも賛成してくれるか…   『…俺、ちぃに話さなきゃいけない事がある…』 そう言ったこぉは悲しい顔をしてた。 なぜか聞きたくない、聞くのが怖い そう感じた。 こぉは話出すのを戸惑ってる。 その感じた怖さを言葉にして返した。 『…もしかして…堕ろさせた…事がある…?』 声が震える。 こぉは申し訳なさそうに頷いた。 泣きそうで喉が痛い。 とっさに溜めてたお風呂に入った。 何も返せなかった。   中絶… 私は中絶は絶対反対だった。 それから… 母は結婚前から父の暴力に悩んでいた。 別れようか悩んでいた時、私ができた。 母の母、祖母は中絶を選べと言った。 でもどうしても母は産みたかった。 そして産んでくれたんだ。 自分の人生を犠牲にして。 だから私はいつ子供ができても絶対産む。 そう思っていた。
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