━急襲━
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辻崎の予想通り、ロシア軍は少しも躊躇する事なく進出してきた。 3日の昼には旭川の手前まで迫り、南の方では自衛軍の拠点防衛を突き崩し、十勝平野へと流れ込んだ。 その間主甲機は着々と準備を進め、ロシアの占領下に置かれた帯広へと忍び寄るように接近していった。 そして日付も変わろうかという深夜、上層委員会から交戦許可が下り、主甲機は闇に紛れて帯広へと向かった。
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