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─8月4日午前0時:帯広郊外近辺─
帯広の街は形を保っていたものの、ロシア軍の砲撃の猛攻により道という道に瓦礫がつもり、ビルや住宅は破壊され、電気やガスは完全にストップし、さながら夜の闇がうごめく廃墟の街となっていた。
街の郊外には、多数のロシア兵が警備に当たっていた。
そんな中、山を一つ挟んだ向こう側では大規模な輸送大隊が到着し、戦闘準備を整えていた。
その時、大量の輸送ヘリと攻撃ヘリが彼等の上空を飛んで行き、ロシア兵の警備線の突破口を開くため帯広へと直進して行った。
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