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俺は到着した電車に入り座席に座って、窓に降り付いた雪を眺めて来るべき発車を待っていた…。
『沢田先輩?』
え…?
『やっぱり先輩だっ‼ほら、あたしです‼』
いきなり抱きつかれた。
まあ、柔らかい感触が気持ちよかったけど…
『分かります?髪型変えたんですよ~』
凄く可愛い子だった。
首にかかる横髪をゴムで縛っていて、背丈は少し小さいかな…?
とにかく俺は、こんな可愛い子は知らない訳だ…。
いや、この髪の毛の臭い…未来?
恥ずかしくて言わなかったが俺は実はかなりの匂いフェチなんだ…。
この懐かしい感じ、確かにそうだ。
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