539人が本棚に入れています
本棚に追加
/346ページ
30年前清燐町という小さな町であったかけがえのない青春
そしてその町に住む少年・秀幸
彼の物語はその青春がなければきっとなりたたなかっただろ
秀幸は、今は見覚えのない謎の空間にいた
秀幸『あれ?ここはなんだ?』
戸惑いながら、謎の空間を歩く秀幸
すると、どこからか女の子の声がしずしずと聞こえてきた
???『やっと……会えた……』
秀幸『だ、誰だ!?俺に話かけてるのか??』
???『そう……私……貴方が――――』
女の子の声は途中で途切れてしまう。
秀幸『お、おい!!一体なんなんだよ!!おいっ!!おいったら!!?』
秀幸「はっ!?」
秀幸は朝の眩しい日差しで目が覚めてしまい、そして、ゆっくりと体を起こした。
秀幸「また、あの夢……」
秀幸はここ最近見るおかしな夢に少し疑問を抱いていた。
秀幸「一体何なんだろう?それにあの女の子清燐町の子じゃなかった気も……えぇい!!すっきりしねぇ!!もう一人眠りすっか。」
秀幸は再びベッドに寝転んだが、そんな余裕もなくなった。
目覚まし時計を見合わせる秀幸。
秀幸「やべっ!!8:15!!?うわぁ~!!大変だぁ!!」
慌ててベッドから飛び出た秀幸は、大急ぎでリビングに降りていった。
最初のコメントを投稿しよう!