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3333年10月。
多少肌寒い季節でもその日は異常に冷えていた。
都内に一人暮らしをし、福祉の学校へ通っている平凡な19歳の学生、藤村直樹。
直樹には3人の親友がいる。
今日も学校へ行けばそいつらとバカな話しをしながら楽しい1日を過ごせると思っていた。
朝は冷え込んでいたため、直樹は少し厚着をして家を出た。
駅に着いて学校へ向かう途中、直樹は街に軍人らしき人の姿がやたらと多いことに疑問を抱いた。
学校までは駅から徒歩5分、直樹は授業が始まる15分前には教室に着いた。
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