第二章 自分の単車

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第二章 自分の単車

集会があった日から半年。ゆーちゃんは、バイトと教習を毎日こなしてやっとの思いで免許を習得した。 そして今までバイトをして貯金していた金額は、25万。 大金を財布に入れ先輩がいつも行っているバイクショップへ行った。 ゆ「すいませーん、なにかいい単車ありませんか?」 おっちゃん「んーそれだったらゼファーだなぁ」 ゆ「綺麗なゼファーですねぇ」 そのゼファーは、かなり改造されて族仕様になっていた。まさに集会で見た改造と同じだった。 ゆ「これなんぼですか?」 おっちゃん「これは、15万だよ」 ゆ「買います!」 おっちゃん「ありがと!この単車になにかあったらこの店にきなよ!」 ゆ「はい!ありがとうございます!」 そして自分の単車を購入し、嬉しい顔で家まで乗って帰った。 その夜 先輩から電話がきた。 先輩「よう!単車買ったんだってな!」 ゆ「はい!お陰様で!」 先輩「なら今からどっか走りにいかんか」 ゆ「はい!行きましょう」先輩「ほないつもの駐車場で」 電話が終わって準備をして駐車場に行った。 そして先輩が来て走りに行く。 しかしその夜がゆーちゃんの運命を変える…
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