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太田の話した通り、坂本龍馬はとある藩主が主催した御前試合の大会の決勝で、神道無念流の凄腕の使い手と言われた長州出身の桂小五郎と試合をし、見事勝利を収めていた。またこの時の桂小五郎はまだ尊皇攘夷派志士ではなく、剣客として有名なだけだった。
真也:「坂本さん、桂小五郎を倒した実力、見せてもらいますよ。」
坂本:「おまんも本気でくるぜよ!手抜いたら怒るが!」
塾生:「では・・・・初め!!」
初めの合図から十数秒が経ったが、依然として2人とも動かず互いにじりじりと距離を詰めてくだけだった。
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