おわん

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「せかいでいちばんおいしいゴハンかぁ。」 ものしりのミケは、うーん、とすこしかんがえこむようなしぐさをするとこうこたえました。 「たしか、ずぅっときたのほうにおいしいオコメのさんちがあったはずだよ。」 おわんはそれをきき、これでおじいさんにおいしいゴハンがたべてさせてあげられるぞ、とわくわくしながらそのこうけいをおもいうかべていましたが、でも…と、ミケはつづけました。
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