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生き続けて行く事に意味があるなんて本気で考えているのか?
そんなモノ幻想に過ぎないよ。
結局、つらいけど何も見出せないまま生き続けるのか?
すべてをあきらめるのか?ぐらいしか、残念だけど、君の選択肢には残っていないような気がするんだ。
考えても見ろよ。
誰が君を必要とした事なんてあったんだ?
君は確かにこのセカイに存在はしてたかもしれないよ。
でも、もうそれは遠い遠い過去の事なんだ。
君がこのセカイに。
君はこのセカイに何とか居続けようとしたけど、何が残った。
無駄な焦燥感と浪費し続けた時間だけじゃないか。
終わりだけはすべてのモノに平等にやってくるんだ。君をもうガッカリさせたりはしないはずさ。
君は今までずいぶんガッカリして生きて来ただろ。
もう女の子のふられる事も色んな嫌な事も焦燥感に苛まれて自己嫌悪になる事も全て無くなるんだ。
すべて、すべて、すべて、自由の世界だ。
「さぁ。」
結局、僕はたいした感動も感傷も感じることも無くなんとなく、このセカイで生き続ける。
それに何の意味があるのか?分からぬまま・・・。
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