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マンションに入った。
2LDKの普通のマンション。壁にはぎっしり債務者のリストが貼ってあった。
壁貼ってあるリストは飛んだやつの個人情報らしい
中で仕事してる人が二人いた。 女の人に30手前の男の人。
どうやら女の人はハン君の彼女らしい。
もう一人の男の人は別で一人でヤミ金やってるだけでハン君達の社長に部屋を使わせてもらってるらしい。
ハン君と店長のボブ君はすぐ仕事についた。
ボクに「そこすわりな」ってゆって。
ハン君の彼女はカナさんってゆうらしくもう一人の30手前の男の人は田村さんって名前らしい。
ハン君もボブ君もカナさんも仕事しててボクは椅子に座り落ち着かない感じでそわそわしてた。
そしたらハン君が灰皿とジュースを持ってきて 「ゆっくしていいよ」
ボクはタバコ吸いながらテレビを見てた。
電話が鳴りっぱなし。 かなり忙しそう。
みんなに色々聞かれた?
彼女いるの?とか何歳?とか。とにかく色々聞かれすぎて覚えてない。
仕事も一段落してみんなゆっくりしてる頃、ボクは、ぼっーとテレビ見てたらアノ奈良県の引っ越せぇババアのニュースがテレビでやってた。
ババアが布団を叩きラジカセ爆音で 「引っ越せ」大声で叫んでた。
それ見たボクはジュース吹き出した。 「やべっ」
カナさんがティッシュをすぐ持ってきてくれた。 「大丈夫」 ボク「はい」
そこでみんな爆笑。ボクも緊張がとけた。
社長っていないのかな? とか考えてた。どんな人が社長かな?
そんな事考えてたら仕事も終わり。
ハン君が 「メシいこう」
軽い歓迎会みたいなやつが開かれた。
田村さんはこないみたい。
ボクとハン君ボブ君カナさんでご飯食べにいくことに。
社長もくるのかな?とか思ったけどこなかった。
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