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「今日はもう遅いから、休みなさい。部屋は昊志の姉と一緒でいいかな?ゆっくり休んで」
父親に言われ昊志の姉という人の方に目を向けると、おさげ髪の女の人がニコッと微笑んだ。
『よろしくお願いします』
星花は深く頭を下げた。
小学校の校長をしているという昊志の父は見た目は厳格そうに見えるが見た目とは全く違い優しい温厚な父親だった。
『じゃあ、俺は戻るけど何でも遠慮せず言えよ。ここに居たら大丈夫だから』
ニコッと笑って昊志は基地に戻って行った。
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