初夏

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1991年 6月。 「星花ーっ!一緒に帰ろ?」 『あ、うん!どっか寄ってく?』 「いいねーどこにしようか?」 如月星花、高校1年生。 親友で同じクラスの氏家光(うじいえひかる)と一緒に帰ろうとしていた その時、勢いよく教室のドアが開いた。 「星花!一緒に帰ろうぜ!ちょっと寄って行きたい所もあるし」 一方的に話すこの男は星花の幼なじみ織田健介(おだけんすけ)だった。
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