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街の中をぐんぐん歩いて行き、着いた所は可愛いジュエリーショップ。
『健介?何するの?こんな店で…誰かにプレゼントでもするの?』
キョトンとして星花が言った。
「お前にプレゼントだよ!誕生日だろ!もうすぐ…この為にバイト頑張ったんだぜ?」
『あたしの!?嘘?あ…誕生日かぁ』
「星花が気に入ったのがいいって思って一緒に来てもらったんだ」
恥ずかしそうに健介は星花から目を反らした。
『健介…ありがとう』
星花が可愛いと言って気に入ったのは星形のピアス。
健介はそれを購入し星花の耳に付けてあげた。
『健介…いつも、ありがとう。健介の誕生日も、もうすぐだね!楽しみにしててね』
帰り道、2人でたわいない話をしながら歩いていると、突然、土砂降りの雨が降り出した。
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