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その殺那
山賊の長を残して全ての首が宙を舞った。
「お主、名は・・・?」
「名は趙雲、字は子龍」
その全てを聞く前に、山賊の長の首が跳んでいた。
「趙雲殿!」
「軍師殿ではないですか?何故ここに?」
「それが分からぬのじゃ。朝起きたらここにいたのじゃ。」
「それがしも、峡谷の山中を駆けていたところここに着いたのです。」
「趙雲殿、とりあえず近くの村までご一緒しませんか?」
「それは名案です。ではお乗り下さい。」
「では坊主、留守を頼む。」
孔明と趙雲は颯爽とその場を後にした。
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