地上界~とある山奥の村~

3/6
前へ
/42ページ
次へ
その殺那 山賊の長を残して全ての首が宙を舞った。 「お主、名は・・・?」 「名は趙雲、字は子龍」 その全てを聞く前に、山賊の長の首が跳んでいた。 「趙雲殿!」 「軍師殿ではないですか?何故ここに?」 「それが分からぬのじゃ。朝起きたらここにいたのじゃ。」 「それがしも、峡谷の山中を駆けていたところここに着いたのです。」 「趙雲殿、とりあえず近くの村までご一緒しませんか?」 「それは名案です。ではお乗り下さい。」 「では坊主、留守を頼む。」 孔明と趙雲は颯爽とその場を後にした。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加