戦国時代の幕開け

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時は丑の刻 真夜中という事もあり辺りはシーンと静まりかえっている・・・・ その暗闇を切り裂くようにドタドタと廊下を走る足音が響きわった。 「殿、一大事でございます。義元が上洛の兵を動かしたとの報告がはいりました。その数およそ10万。領内に達するのは7日後と思われます。」 「やっと動いたか!待ちくたびれぞ!のう猿よ。」 「しかし、義元は10万。手勢は5千。どうしたものか・・・」 ~信長様には何か策でもあるんだろうか~藤吉郎(後の秀吉)はホトホト困りはてていた。
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