伝説1 牛丼

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牛丼天国は牛丼の香りに溢れておりました。 ワタシが腹ペコ青虫ならさぞかしテンションが上がったことでしょうね(〒_〒) 今はお腹いっぱい夢いっぱい状態。 正直ダッシュで帰りたいとこです。 ただヤツは喰う気満々。 あぁ、帰れない。 諦めました。 『何喰うかな~』 何でもいいから早く決めてくれ。 そして一刻も早く喰ってくれ。 ワタシは今牛に押しつぶされかかってるんだよ。 そんなグロッキーなワタシに彼はキレ気味でこう言いました。 『お前何喰うか決めた?』 (ノ_・。) お腹いっぱいなんですが。。 むしろ匂いだけでもおゴチソウサマなんですが。 ワタシ伝えたよね? お腹いっぱいって貴様に伝えたよね? お構いなし? とか言ってる間に店員さんを呼ぶ彼。 決めたかの確認に対してワタシ答えてないんですが。。 ま、まぁ、ワタシ食べないしね。 そんな甘い男じゃなかった。 『じゃあお前並な』 あ~食べるんだねワタシ。。 今日はあれかい? 限界に挑戦みたいなチャレンジ企画かい? 馬鹿なんだこの人。 自分が腹ペコなら相手も腹ペコなんだ。 だからワタシの話聞いてないんだ。 と頭の中をグルグルさせてるうちに 並 登場。 『さぁ~喰うぞ~』 好きにしてくれ。 正直お前の牛丼に毒が入ってることを祈るよ。 とはいえせっかくす○やさんの店員さんが作った牛丼に手をつけないのはアレなんで限界に挑戦。 即ギブアップ。 それでも3分の1は食べましたよ。 頑張った方だと思うよ自分(b^-゜) もう無理。 とか思った矢先。 『もったいね~だろ!ちゃんと喰え!オレ半分喰ってやるから』 え~。 勝手に頼まれたうえに限界まで食べて挙げ句キレられた? しかも半分喰ってやるからって上から目線? えっ。 殺すよ? 最終的に食べれずお残し。 最悪な牛丼天国から解放され車に乗り込む。 すると彼がこう言った。 『あんま旨くなかったな。誰だす○やに来たいとか言ったの』 この瞬間殺意が芽生えた。
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