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決死の思いで目的地に到着したワタシ達はとりあえず喧嘩で失った水分を補給する為に自販機に。
ただ駐車場から自販機まで結構距離がある。
てか、ゆるぅ~い坂だ。
ヤツがちゃんと歩くわけもなく。
ワタシが押す。
とにかく押す。
頑張って押す。
すると振り向いた彼が
『暑いから触らないで』
確かに夏真っ盛りでしたよ。
暑かったよ。
でもワタシが押さなきゃ坂登らないじゃん。
先に行ったらキレるし炎天下で待つのやだし。
デカいしキモイし。
おっと心の声が。。
とにかく早く水分補給したかっただけなのに触るなとは何事ぞ(`へ´)
どんとたっちみーかよ!!
まぁ、そこまでは想定内なのだ。
そこからが惨劇であったわけでおじゃる。
彼はジャイ○ンなわけでして。
ワタシから触るのはダメらしいが自分が触るのはいいらしい。
ワタシの肩をしっかりもちズルズル引きずられる平成のジャイ○ン。
歩く意志をまず持って欲しいとこですよ。
自販機に着いた頃にはワタシのHPは三分の一ほどに減りほどよく魂が出た頃。
彼は元気満々。
そしてワタシを引きずる。
腕がちぎれるんじゃないかと思うくらいひっぱる。
しかも痛さを伝えても無視。
むしろ伝えれば伝えるほど爽やかな笑顔に。
少年に戻ってくような悪魔。
多分腕がもげたら爆笑をくれるんだろう。
あぁ、帰りたい。
正直ここまでの過程で楽しいポイントなかったよ(`・ω・´)
ここからもっと楽しくなくなるんだけどね。
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