足音

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この話は会社の友人(幸信)が友人Yから聞いたものです… Yは親と一緒に実家で生活していました。 ある晩 Yはなかなか寝付けず… 『ヤバいなぁ~ もうあと3時間しか寝れないよ…』などと考えていました… そんなとき… 『トン トン トン トン…』 階段を登ってくる音が… 『こんな夜中に親父か、お袋かぁ~  何の用事だよ』 二階には部屋は一部屋しかなく、その部屋の前で足音は止んだのですが、Yは面倒なので、そのまま 寝てしまったそうです。 次の日、両親に何の用事か尋ねてみると… 昨晩は二人とも二階には行ってないとの答え… Yは気のせいかと思い、気にしなかったのですが… 数日後、また夜中に階段を登ってくる足音が… そしてYの部屋の前で足音は止みました… Yは… 『頭きた… 誰だよ、俺の事を監視してんのかよ』 Yは、思い切って扉を開けると… そこには 見た事のない 気味の悪い女性が立っていたそうです… 『うわぁ~…』 Yは 慌てて扉を閉めて布団を頭までかぶり、気付くと朝だったそうです…
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