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住職
私は、住職から聞いた言葉で心に残っているものが、いくつかあります…
その中のひとつに…
『人は30歳を越えたら、自分の顔に責任を持ちなさい。』
人間は人生の半ば近くになると、その人の性格や魂のカラーが顔に表れてくるのだそうです…
顔立ちが整っている人 いない人がいますが、そんな事ではありません…
そして顔は生活環境でも変化してくるといいます…
ある程度の年齢で、キツい顔、意地の悪い顔した人は、そうゆう性格なのかもしれません…
地方の お年寄りは、いつもニコニコしている印象がありますが、やはり本来の人間らしい生活をしているからでしょう…
そして、それは亡くなるときの顔にも表れるそうです…
人間らしい生活…
簡単そうですが、実は 今の時代では 難しいそうです…
そして殺人、自殺、過労死などが増えていく世の中で、なかなか成仏できない霊も増えているそうです…
そんな霊は、生きている人間への 怨みや妬みから怨念となり、さ迷いながら 誰かを見つけては、うっぷんを晴らそうとしているのかもしれません…
怖い話ですが、悲しい霊の訴えなんだそうです…
怖れるだけでなく、霊の訴えを聞いて静めて あげないと、それがまた死を呼ぶ事も事実なんだそうです…
住職は、そんな話をしてくれました…
最期の刻を迎えるとき、周りの人に感謝する…
そして、自分も周りから感謝される…
そんな人が安らかな顔で旅立つのだそうです…
あなたは、自分の死に顔に自信はありますか…
あなたは自分の顔に責任持てますか…
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