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葬儀の打ち合わせの際、必ず故人の遺影用の写真を用意してもらいます…
そのときは、おじいさんだったのですが、遺族が最近の写真を使いたいのだが、修正できるか尋ねてきました…
私がその写真を確認すると…
おじいさんの頭の部分に赤い光がかかっていました…
私が見るかぎり修正できそうだったので、写真を預かることに…
会社に戻り、写真屋に修正をお願いし、私は死亡診断書で、おじいさんの死因を調べました…
赤い光は霊的なものの、警告、怒りを表すと言われているからです…
やはり、おじいさんは脳梗塞でした…
おじいさんの寿命か、悪霊の仕業かは私にはわかりませんが…
もしかしたら先祖霊が警告してくれていたのかもしれません…
おじいさんの家は日蓮宗の、ある団体に所属していて葬儀に生花は使わず、シキミを供えました…
その団体はいつもそうなのですが、そのときはシキミ祭壇とゆう、豪華な祭壇でした…
通常、葬儀屋は珍しい祭壇や豪華な祭壇のときは、祭壇の写真を撮らせてもらい、葬儀の見積りのときの資料にさせてもらいます…
もちろん喪主の許可を得て、遺影の顔を隠し、生花等の名札を消して撮影しますが…
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