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死亡事故現場
この話はモバの友人から聞いたもので、私が編集して掲載します…
北海道のある地域で実際にあった話です…
学生時代の友人の姉が、ある朝 徒歩で出勤の途中、事故に巻き込まれました…
現場に駆け付けた警察、消防隊員が目を覆うほどの惨事だったらしく、体はガードレールと車体に挟まり、片目は落ち 片耳は無かったそうです…
しかし、そんな状態でも救急車が到着したときは、まだ微かに意識があったそうです…
身体が潰されていく瞬間、何を思ったのでしょう…
自分の死を確信したとき何を考えたのでしょう…
自分は、ただ歩いていただけで落ち度がないのに…
苦しかったでしょう…
無念だったでしょう…
その日以来、その場所で度々、血塗れの女性の霊が目撃されるようになりました…
その霊はいつも何かを探しているそうです…
たぶん、片目と片耳でしょう…
また霊感がない人でも、そこを通ると耳鳴りがするそうです…
そして、そこのガードレールは、いつも新しいそうです…
ガードレールが汚れる前に赤い車が突っ込んで壊すのだそうです…
まるで引き寄せられるように…
彼女が潰された車と同じ色の…
赤い車だけが…
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