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自殺… みなさんは、自殺の多いシーズンをご存知ですか… 一番多いのが春… 自殺者全体の約5割は春に集中します… 次いで、年末… 2割が年末です… この話は春に亡くなった女性の話です… 私が担当した葬儀ではなかったのですが、その女性は服毒自殺でした… たぶん睡眠薬でしょう… 同僚の話だと部屋中、のたうち回って吐いた跡があったそうです… 人間の防衛本能でしょう… 意識がなくとも危険な物は身体から出そうとします… もちろん顔面蒼白で、息絶えるまでの苦しさが見てとれます… この時は、忙しく同僚は会館の安置室に安置して、他の葬儀の打ち合わせにいきました… 代わりに私が安置室でドライアイス処置をしたのですが、目が半開きでした… 不思議なもので黒目が見えてると、こちらを見ているように思えます… 私は目を閉じてあげようと、いろいろやりましたが結局閉じずに半開きのままでした… そこへ同僚が帰ってきたので、目が閉じない事を伝え、確認してもらうと… 両目の黒目が左を見ていたのです… そう…… まるで私達を睨むかのように… その瞬間、私は本能的に危険を感じ、それから彼女には近づかないようにしました… やはり人間は死んでからも合う人合わない人がいるものです… それからしばらく夢に彼女が出てきたので、もしかしたら私に憑いていたのかもしれません… みなさんも本能的にヤバいと思った事ありませんか… たぶん… それは本当にヤバいんですよ…
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