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現在は棺『ヒツギ』と呼ばれるのが普通ですが、昔は棺桶『カンオケ』と呼ばれていました。 棺桶は、その名前の通り桶の形をしていて、故人は座ったような姿で納棺されていました。 その当時は土葬が主流でしたが、現在は火葬する為、桶の形の棺桶ではなく、寝るタイプの棺に変わりました。 ちなみに日本は皇族だけが土葬を許され、埋葬されています。 よくテレビのニュースなどで『荼毘にふせる』とゆう言葉を耳にして、何の事か分からない人が多いと思いますが、荼毘にふせる(ダビニフセル)は火葬するとゆう事です。 棺のサイズは意外に少なく、私が葬儀屋をしていた頃は4種類しかありませんでした。 一番大きいサイズは2㍍でした。 それ以上の人の葬儀は執り行っていないので分かりませんが… 私の聞いた噂では、ジャイアント○場さんの場合、大きな棺を作って納めると火葬釜に入らないので、棺に納めずにシーツに包んで火葬した… 噂ですから、本当か嘘か分かりませんが… 今は背の高い人が増えてきたので、大きい棺があるのだとは思いますが… 棺の値段は当時、約5万円から50万円位でした。 一番使われていたのは布棺と呼ばれる10万円位の棺でした。 葬儀全体の話は次の機会にでも書きます。 人間 死んでからも、けっこうお金がかかるものなのです… 葬儀屋マメ知識でした。
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