おいで…

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ただ、夏の朝のまだ明け方… 白くモヤがかかる様に辺り一面を覆う霧の中、田んぼに張ってある雀避けの鈴が… 《リンッ……リンッ……》 と鳴る中、本能的に… 『あそこへは行ってはいけない』 と感じ、直ぐ様家に入り布団の中へ…   結局、“それ”がなんだったのか… その時の事が現実なのか、夢なのか未だに分からないままである… ただ… 夢であろうが、現実であろうが“あそこ”に行っていたら……
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