怪奇熱

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終業のチャイムが鳴って今日も変わらぬ私の日課が終わりを告げる。 いつもと同じ友人達と他愛ない会話をしながら帰路へと向かう。 私は家へ帰ると外出することもなければ特に何もしない。 夕飯を家族で囲みお風呂に入り床に着く。 そして新たな一日を同じ手順で繰り返す。 それが私の毎日だ。 だけど今宵にその日常が大きく軋みを立てて崩れていった…。
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