さよならの言葉

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『さよなら』 僕は君に 大きく手を振った 君の背中を見ながら 泣きたかった でも、泣けなかった あの時ぐらいは 泣き虫な自分を 強くして 笑顔にして 君と笑いあって サヨナラしたかった 君は笑ってたのかなぁ 君の後ろ姿は 寂しそうにみえた また逢えたときは 君にまた好きとか 想っても言えない 『さよなら』 僕は君に 大きく手を振った 君の背中が 全部見なくなるまで 僕は手を振り続けた 今では もう聞くことの できない声 君との思い出 僕の古い記憶の アルバムの 何ページにも なっている めくっても めくっても 君との思い出が 溢れてくる
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