神輿を担ぐ〓

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【神輿】…みこし・しんよ   現在は御神体を乗せて運ぶものとされています〓 元来は輿(こし)と呼ばれる簡素なものであり、天皇・皇后・斎宮を運ぶ乗り物だったといいます。   私の参加する石取祭は神輿を用いず無縁であり、全国的には珍しい祭りであるので、詳しい事はわかりませんのでご了承ください😣   さて、この神輿。 何故担がなくてはいけないのでしょうか⁉   神輿を担ぎ練り歩くことを正式には、神幸祭(しんこうさい)と呼びます✨ 神を最高の乗り物に乗せてお連れするという、神を楽しませる行為です。   私考で、担ぐ理由を考えてみると…2つの理由が考えられました✋     【①移動方法によるもの】 神輿の原型の“輿(こし)”が現れた平安時代、道が悪かったので、車のついた乗り物では乗り心地が悪かった。 牛車(ぎっしゃ)などもあったが、山道や階段などの通行は難しい。 また、馬などの動物に乗るには技術もいるため、すぐには乗りこなす事が容易ではない。   =悪路にも柔軟に対応出来る神輿が、一番相応しかった。     【②神を崇める】 天皇は古来より戦前までは神として崇められていた。 人よりも高い目線で見ていただくように、人々が担ぎあげた。 また、清浄な神を地に付けるのは不浄なので地よりも高い位置に配するため、担ぎあげた。
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