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アタシは、話さなかった。 たかちゃんも、あまり話さない。 適当に相槌を打っては、舐める程度に酒を飲み、時間ばかり気にしていた。 アタシは、視線を感じ視線の方に目を向ける。 『つまんない? 早く帰りたいみたいだから…』 隣に座るたかちゃんが、言った。 『ばれた? 合コン苦手なの…』 アタシは、答える。 たかちゃんは、目を細め優しく笑った。 『えっ? 俺も同じ! 合コン苦手~。』 アタシ達は、 『一緒~!』と笑った。
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