~別々の道~

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陽一と別れた日から、約五年が過ぎようとしていた。 あの時私は19才。 陽一を忘れようと、必死で新しい恋を探していた。 そしてやっと、陽一の存在が思い出に変わり始めた24才の秋、和也からの突然のメールだった。 「何で、今更!?」 和也にメールを返した。 「よく分からんけど、久々に由美と連絡取りたくなったらしいよ。」 和也からの返事に、私は何て返せばいいのか迷ってしまった。 どうしよう・・・?
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