~揺れる気持ち~
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一体、何時間話したんだろう・・・。 気がつけば、外は明るくなり始めていた。 こんなにも長電話をするのは、学生以来だった。 しかも笑っちゃうことに、その時の長電話の相手も陽一だった。 私達は会いたくても会えない時、本当に長時間電話で話していたから。 そんなあの頃を思い出しながら、私達は五年ぶりに、お互いの声を耳にしていた。
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